ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

小倉織物製造株式会社
代表取締役

築城ついき

弥央みお

福岡県

  • 第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • プロダクト
  • アパレル
  • 製造業
事業概要

日本の小倉織から「世界のKOKURA STRIPESへ」
伝統と革新を基に新たな繊維業を目指し、世界に通じるテキスタイルを創出

築城 弥央

PROFILE

1980年生まれ。福岡大学在学中に台湾留学、卒業後、台湾の日系企業に就職。海外で暮らす中で、日本文化、特に織物など伝統工芸の奥深さを知る。小倉織を企画販売する株式会社小倉縞縞に入社し、専務取締役として現在も所属。「小倉 縞縞」ブランド立ち上げから約10年間、企画・営業・生産管理など様々な業務を経験したことから、多様化するオーダーに応じられる製造ラインの必要性を痛感し、本事業を立ち上げる。
第一回北九州女性創業支援ひなの会ビジネスプランコンテスト大賞受賞後、2018年7月小倉織物製造株式会社設立。

ビジネスモデル

北九州の伝統工芸である「小倉織」は、立体感のある縞柄と丈夫でしなやかという特徴を持つ美しい木綿織物である。
この小倉織を、縞と言えば「KOKURA STRIPES」と世界で評価されるよう、海外マーケットに進出する。そのためには企画、デザインから、製造まで一貫してできることが必須である。
多様なバリエーションに迅速に対応できる体制、希少機械の導入で自由度の高いデザインを表現でき、可能性はさらに深まる。 ファッション、インテリアなど多岐にわたる分野の多様なニーズに応えてマーケットを広げる。
少数スタッフ、少数機械で最良稼働率を実現して、コンパクトな新しい製造現場を創る。
それは、全国の織物産地の復活プロジェクトへの起爆剤となり、サンプル制作など再生への企画を事業の一環とする。
難易度の高い織物にも挑戦し、繊維業の技術を継承、発展させ、日本の美意識に基づくデザイン力と共に世界へ発信し広めていく。

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コンペティション後
  • 「起業家が創り出す新しい未来」 第4回

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    出典:日経研月報 2022年1月号